わたしは、同カプにおける新刊リサーチをするのがへたくそです。
2022年現在、推しCPのCPオンリーともなると300冊以上の新刊があり、そこから自分の癖に合うものを見つけ出すのは至難の業。(たのしいけど時間的にむつかしい)
ということは、おなじ思考の方が、買専の方にもいらっしゃると考えて間違いない。
やはり、現地で、通りすがりの方にアピる方法も考えたほうがいいのかもしれないと思いました。
で、結論から申し上げて「じゃあデジタルサイネージで動画流そう」と思い至りました。
だいぶ突拍子もない感じがしますが、動画をこさえようと思った理由をいくつか挙げます。
1⃣動画にすると接触なしで提供する情報量を増やすことができるのではと閃いた。
・見本誌を置いて、開いてもらうことがまだまだ社会的に難しい。
QRコードを置いて、サンプルはこちらから!という誘導があったとしても、スマホで撮影するのは気まずくないですか? 事前リサーチできてなくて、ごめんなさい……って気持ちになる。(自分のQRが撮影された場合は、『いまここにある出会い!!!』みたいな気持ちになって、うれしいだけなのですが、立場変われば気持ちも変わってしまう小心者)
・POPも卓上面積を食うので、情報量は限られてくる。
POPや値札の文字が小さくなると、結局読みづらくて、目に止めてもらえない。
おしゃれと可読性は、いつも背中合わせでどちらかが削られる運命……それはひかりと影のように……。
・iPadを置いておくと、意外と見てもらえる。
3月の春インテでお品書き印刷を忘れたのを機会に、iPadへお品書きを表示させました。
すると……意外に、お品書きをみてもらえることに気がつきました。スーパーでも、動画のPOPがあると目を引きますよね。
わたしごとなんですけど、最近まで自宅にwi-fiがなかったので、去年買ったiPadをあんまり使ってませんでした。役に立てよという気持ちもある…・…。
・プレミアプロを長いこと使ってなくて、そろそろ初級の使い方を忘れそうだった。
料金前払いしたのに、もったいない!復習復習!
2⃣動画用素材を改めて作る必要が、あんまりない。
・表紙の材料(タイトルとか、素材とか)を使い回せば、そこそこに動画の材料が用意できることに気づいた。
気づいたり、ひらめいたりしたら、すぐやりたくなるのが性分なもので、さっそくやってみました~★
二次創作のものなので、当初は『youtubeのURLを知っている人限定の公開』を利用して、会場で再生するつもりでした。
が、そうするとテザリング利用によりバッテリーを食うため、オフライン再生にしました。
詳しい制作過程とiPadの設定は、べつの記事にて投稿します!
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余談 設営について。
ここしばらく、イベント開場の設営にだいぶ手を抜いていました。
忙しかったり、原稿がぎりぎりで準備に時間をかけられなかったりしたことから、
全力投球できなかったんですよね。
イベントに出はじめたころは、毎回値札を作り直し、大きくしたり、賑やかにしたりしてみました。
内容の異なるものに統一感を持たせて掲示するというのは、デザインの勉強をする上で必須ですから、いい実践の機会になっていたと思います。
また物理的にも、A4を三つ折りにして立体感を作ったり、ブックスタンドを使って値札(POP)を見やすくしたり、パーテーションが推奨される風潮になるとワイヤーネットを駆使したり、様々な工夫を採用して実験を繰り返しました。
ともあれ、わたしのイベント設営時のもっとも厄介な点は、『既刊が多いこと』であります。
ハマると妄想が止まらないたちなので、イベントに申し込みし、むりくりでも新刊を出す習性があります。
並行して、転売ヤーにタヒを!という信条をかがけているため、比較的在庫を持つほうです。なので1年もするとイベントの卓上が本で埋まります。
(昔に比べ、赤ブーさんのパーテーションにより卓上が狭くなっているのも理由です。いつもご準備いただきありがたい)
なので昔はA5版派だったのですが、近年はB6(A5より小さくて2段組にできる)を主に選んでおり、なるべく卓上に出すよう心がけています。
で、最近、ちょっと発想を切り替えて、狙ってスカスカにしてみたらどうかを思い始めました。
これは西野亮廣さんの革命のファンファーレを参考にして、実験してみたくなったからです。※マルチ商法だなんだと嫌われがちな方ですが、著書は面白いですぞ。なおモニュは信者ではない。
よくあるジャムの話で、種類を豊富に揃えると、逆に売上が落ちるという実験があるとおり、氏がデザフェスで行った実験の結果、 3種>(1種・10種)だったそうです。
マーケティング的な立場から考える心理的作用はさておき、わたしがじぶんだったらどうかと考えました。やっぱりちょっと卓上のタイトルを減らした方がいいのかな……。
これはまだ悩もう。
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